■ ちょっと待った!ビジネスパソコンのWindows10化 ■ |
Windows7/8をお使いの方には、Windows10へ無償アップグレードする権利が付きました。
お使いのパソコンの状況によっては右下の通知バー(タスクトレイ)へWindows10へのアップグレードの案内が表示されます。ただ、お仕事、業務システム、専用ソフトなどお使いの方は安易にアップグレードしない様ご注意ください。
≪アップグレードをしない方が良い理由≫
・プリンタなど、お使いの機器がWindows10に対応していない可能性がある
・お使いのシステム、ソフトがWindows10に対応していない可能性がある
・お使いのシステム・ソフトのサポートがWindows10に対応していない可能性がある
・リリース当初のWindows10は、修正が複数入る可能性が高い。
・ネットバンキングでWindows10を利用環境対象外としている銀行が多い。
今回のWindows10はアップグレード対象のOSで使えていた機器やシステムを継続して使える様に工夫されていますが、細かいエラーが発生した場合、必要となるのはやはり機器やソフト製造元のサポートです。ウイルス対策ソフトの対応状況は特に注意です。また、リリースしたてのOSは多くの修正が入ることが多いので、修正適用の時間がかかってしまうことが考えられます。
お仕事、継続的な事業に関わるパソコンについては各社のサポート体制の整備を待ってからWindows10化を検討された方が良いでしょう。
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■ Windows10の新しい機能 ■ |
1.見直された操作画面(UI ユーザインターフェース) |
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Windows8で不評?であったタブレット操作に焦点を当てた操作画面が見直されました。
タッチパネル操作だけではなく、従来通りマウスとキーボードを使用した操作でも使い易くなりました。
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2.スタートメニューが復活 |
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Windows7まであった左下のスタートメニューをパワーアップして復活しました。
よく使うソフト(アプリ)、設定画面などをまとめたメニューが搭載されました。
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3.音声認識機能搭載「Cortana」 |
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音声認識機能が搭載されました。
これにより、キーボード、タッチパネルなどの入力方法に加え、音声を使っての入力が広まって行きます。
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4.メーラーなどよく使うアプリがOSに搭載「Continuum」 |
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Outlook、カレンダー、写真管理、地図アプリがパワーアップし、Office搭載からWindows搭載へ変更されました。
Windowsと一体化したことで、メールを移動・削除できないなど、不調が多かったWindowsLiveメールより安定することが期待できます。
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5.タブレット端末でもパソコンでもおなじOSが使える。 |
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Windows8から強化されていた機能ですが、キーボード入力やタッパネル入力など、入力方法が変わっても、変わった入力方式ごとに使いやすい入力方式を持たせました。
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6.新ブラウザを搭載「Edge」 |
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InternetExplorerがフルモデルチェンジした新しいブラウザ「Edge(エッヂ)」
を使える様になります。
動作の軽さ、セキュリティ、入力や表現の自由度を上げて行く様です。
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7.ゲーム機「Xbox」アプリ搭載 |
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パソコンでもXboxのゲームを利用できる様になりました。
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8.生体認証「WindowsHello」 |
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生体認証機能。顔・虹彩・指紋を用いてユーザーを認証することができる様になりました。
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9.他のOSデータの利用(Mobile companion) |
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iOSやAndroid用の一部データを連携させることが可能となりました。
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■従来機能のパワーアップ■ |
1.省電力機能 |
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省電力設定や省電力設計の部品をより多く認識できる様になります。
Windows自体も見直し、省電力となる様に設計されました。
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2.軽快な動作 |
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アーキテクチャ(設計)を見直し、Windowsが快適に動く様にチューンナップされました。
これによりWindows10がWindows10のままタブレット、スマートフォンなど小型端末へ搭載されていくことが考えられます。
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3.64bitへの最適化 |
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部品を始めWindows自身も64bitを活用できる様になって来ています。
設計、グラフィック、データベースなどメモリを多用するアプリに対応して行きます。
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4.SSDなど新しい部品への対応 |
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Advanced Format(4kセクタ)HDDやSSDなど新しい技術の部品などにも対応しています。
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※Microsoft,WindowsおよびWindows 10 は
米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |