■SSD (Solid State Drive) の概要■
簡単に言うとハードディスクドライブの代わりになる記憶装置です
◆ここがスゴイ!
・耐衝撃性が高い!
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ハードディスクのように複雑な機構が無いので耐衝撃性に優れています。
この事からノートパソコンに最適な記憶装置です。
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・データの読み込み性能が高い!
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中身はフラッシュメモリで構成されいます。
読み出しのためにヘッドを目的の位置に移動させる必要が無いので、データの読み出しが高速です。
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・ハードディスクとの互換性あり!
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接続するためのインターフェースはハードディスクと同じシリアルATAが採用されています。
今お使いのハードディスクと同じ規格なので換装して使うことが出来ます。
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・消費電力が少ない!
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ハードディスクにはディスクを回転させるモーターやヘッドを駆動するためのコイルなどが有りますが、SSD はメモリなので消費電力が格段に少ないのです。
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・とにかく静か!
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物理的な可動部がないのでハードディスクに比べ動作音が断然静かです。
静音パソコンには必需品。
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◆ここが弱い!
・容量が少ない
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現在、ノートパソコンのハードディスクの容量は 500GB あたりが主流ですが、SSD の場合は 128GB あたりが主流です。
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・容量あたりの単価が高い
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まだまだフラッシュメモリ自体が高額のため価格面ではハードディスクに分があります。
それでも近年は量産効果や新しいメモリの登場で改善が進んでいます。
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・書き込み速度が遅い
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廉価版に見られる傾向ですが、最近はコントローラーやメモリの進歩により、ハードディスクより速いものも登場してきました。
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・書き込みの耐久性
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フラッシュメモリには書き込み回数に限度が有ります。
Windows OS の対応、キャッシュメモリの採用、コントローラーの改善等により、耐久性能も随分改善されました。
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このような特徴から持ち運びをするノートパソコンに最適な記憶装置です。
ほとんどのタブレット型のパソコンには最初から搭載されています。
また、パフォーマンスを重視するようなパソコンや、静かなパソコンが欲しいといった用途にも向いています。
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