■パソコンお役立ち情報[1]■
◆情報機器の使用温度◆
パソコンの使用環境ですが、室温にも使用条件があるのはご存知でしょうか?
パソコンに限らずNAS(ネットワークストレージ)やプリンタにも使用温度条件があります。
この夏、猛暑が続きました。猛暑の中、休日などエアコンを停止した状態で情報機器
の電源をONにしたままでなかったでしょうか?
使用温度条件外での利用は機器の故障を招きます。
高温だけでなく低温時の利用にも注意が必要です。
安定運用のためにも、使用温度に注意しましょう。
≪使用温湿度例≫※詳しくは各機器の取扱説明書を参照ください。
デスクトップPC:NEC mate MJ25E/A-B
温度10〜35℃、湿度20〜80%(結露なきこと)
NAS:BUFFALO LS-V500L
温度5〜35℃ 湿度20〜80%(結露なきこと)
カラーレーザプリンタ:EPSON LP-S7500
動作時 温度:10〜35℃、湿度:15〜85%(結露なきこと)
保存時 温度:0〜35℃、湿度:10〜85%(結露なきこと)
■パソコンお役立ち情報[2]■
◆読み込みが高速な記憶媒体SSD!◆
◯内容:大容量記憶媒体のHDDとは別に『SSD』と呼ばれる記憶媒体が出てきました。
SSDはHDDに比べ読込時間が短くできるという特徴があります。
SSDを搭載したWindowsXPはSSDの種類にもよりますが、電源ボタンを押してから僅か10秒前後で起動します!
その反面、HDDに比べ容量が小さく高価、書き換えに弱く寿命が短いという欠点も持ち合わせます。
現在は、欠点を補うべくOSなどプログラムが入ったCドライブをSSDとし、データを入れるDドライブ等はHDDとする手法で運用されている事が多いです。
今後、欠点の改良が期待されるSSD!注目のパーツです!
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従来のHDD。磁気ディスクを記憶媒体としている。
画像はHGST社の製品 |
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SSD:半導体を記憶媒体としている。
画像はSanDisk社の製品 |
■サポート芦沢のメンテナンス日記■
★9月某日
◆事務所内の全てのPCがネットワークに接続できない。◆
○症状: 事務所内の全てのPCがサーバやWebページを見れない状態となっており、
接続しているHUBを確認したところ、リンクランプが激しく点滅していた。
○原因: LANケーブルの両端を同一のHUBに接続されており、データがループする
状態(ネットワークループ)となっていたため。
○処置: 原因となっているLANケーブルをHUBから抜いていただきました。
○所感: 今回の件による被害は特にありませんでしたが、ネットワーク全体に影
響してしまうため、重大な被害を与えてしまうこともあります。
このような障害を防止するために、ネットワークループを検知する機能を備えた
HUBも販売されています。
ネットワーク障害を軽減させるためにご購入の検討をされてはいかがでしょうか
■サポート小林のメンテナンス日記■★11月某日
◆メールが受信出来ない(Outlook Expressを使用)◆
〇症状:添付ファイル付きのメールは受信出来ないが、添付ファイルが無ければ受信出来る。
〇原因:メールサーバの保持容量制限を超えた為。
〇処置:添付ファイル付きのメールをお客様の了承を貰い、メールのサーバ保持日数を5
日に短縮・設定しました。
○所感:今回は、短期間に添付ファイル付きメールを頻繁にやり取りしていた為、サーバ
の保持容量を超えてしまったのが原因でした。
また、添付ファイルが無い場合に限りメールを受信出来たのは、メールの容量が小
さい為、サーバに残った僅かな容量にメールが保存される為でした。
添付ファイル付きのメールを頻繁にやり取りする際は、サーバの容量オーバーにも
注目してください。
但し、保持日数を超えたメールは再度の受信が出来なくなるのでご注意ください。
長期間メールを受信出来ない環境になる場合は設定した保持日数を調整する必要
があります。